根強いファンに支持され続ける元祖下町ビートルズバンド

20世紀が産んだ最大のロックバンド「ビートルズ」は、21世紀になった現在でも世界中の音楽ファンから愛され、不動の人気を誇っている。それは、もはや1つの音楽のジャンルだと言っても過言ではないだろう。小岩ジョニーエンジェルの数少ないビートルズナイトを担当するバンドのひとつが、本場イギリスのリバプールで行われた世界でも最大級のビートルズイベントへの参加など、大活躍中の日本代表、我らがバッドボーイズだ。

ポール役でリーダーの木田、ジョン役、ジョージ役、リンゴ役の今野で構成されたバッドボーイズは、音質やハモリパート、微妙なリズムのズレや、顔の表情や各人の動き方、英語の発音のニュアンスまで、各メンバーをそれぞれ完全コピー。定番の人気ナンバーはもちろん、シングル曲のB面や、ジョンやポールがソロになってからの楽曲など、コアなビートルズファンにも、たまらない表現力で貴方を確実にあの時代へタイムスリップさせてくれるでしょう。

このバンドは昔から下町での支持層も厚く、毎回、間違いなく満員になってしまう程の根強い人気がある。それだけの魅力がこのバンドにはあるのだ。シングルのB面だとかアルバムの何曲目だとか、マニアには定番でも一般的にメジャーな曲を敢えて小出しにしているのも、このバンドが、ここまでの人気を保っている秘訣だろう。マニアックな客も決して飽きさせないし、それでいて人気ナンバーではみんなを更に盛り上げてしまう。その辺りの駆け引きもこのバンドの魅力の1つになっている。

(きたあつしから一言)本当にビートルズしかやらない日なのに、幾度となくジョニーエンジェル月刊売り上げのトップを記録したその成績から、バッドボーイズは凄いと思う。と同時に、ビートルズというバンドの偉大さを改めて感じる事が出来る。結構、新しい物好きな僕は、最初ビートルズなど好きでも何でもなかったが、気が付いた時には、ナゼか聴けば聴く程その良さに気が付くスルメのような味に、どっぷりとハマッてしまっていた。現在でも数々のミュージシャンが彼らを崇拝している事実や、専門店が成り立つ程の人気が、その答えを裏付けている。実際、新しく出てくるアーティストや、バンドでも「ビートルズ臭さ」を全面に押し出しているやつらが後を立たないし、どんな斬新なイマドキのロックバンドでも元を辿れば結局ビートルズに行き着いてしまう。だから自分の世代の音楽も元はビートルズに強い影響を受けていた事に気がついたのは自分がビートルズを好きになってからの事だ。だから今だからこそ、本物のビートルズの楽曲が逆に新しく感じてしまう。本当に凄いバンドだと思う。この日は毎回ビートルズマニアで賑わっている。悪く言えばオタクだが、ビートルズには、そうなりうる魅力がある。みんなもビートルズを聴こう!